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食生活アドバイザー資格の特徴とメリット

食生活アドバイザーの受験準備

食生活アドバイザー資格の難易度

食生活アドバイザー資格の勉強法

食生活アドバイザーの3級の試験難易度について 出題内容や合格率など徹底解説!

食生活アドバイザー資格の難易度

食に関する資格が欲しいと思ったときに、受験資格がなく挑戦しやすいのが食生活アドバイザーです。

ですが、

  • 「どんな内容について学ぶの?」
  • 「食の知識ゼロから挑戦しても大丈夫?」

など、疑問や不安はつきものですよね。

食生活アドバイザーは3級と2級があります。
今回は比較的挑戦しやすい3級について、難易度、出題内容、合格率など、詳しく解説していきますね!

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食生活アドバイザーとは?

食生活アドバイザーは一般社団法人FLAネットワーク協会によって認定されている資格です。
食に関する幅広い知識を得ることで、食のスペシャリストを目指します。

食に関する資格と言えば、まず栄養士や調理師などが思い浮かびますよね。
これらの資格は専門学校卒業や実務経験を積むことが必要です。

でも今から学校に通うのは大変ですし、別の仕事をしている方は実務経験を積むことも難しいですよね。
栄養士や調理師は受験するための条件が厳しいですが、食生活アドバイザーは受験資格が定められていません。

つまり、誰でも受験可能なのです。
初めて食関連の勉強をする人でも挑戦しやすい資格となっています。
独学でも、通信講座でも好きな方法で勉強して、試験に合格すれば食生活アドバイザーの資格を手に入れることができますよ。

食生活アドバイザーは3級と2級があり、3級は消費者目線の問題、2級は食を提供する側目線の問題が出題されます。

3級と2級の出題範囲は共通
  • 栄養と健康
  • 食文化と食習慣
  • 食品学
  • 衛生管理
  • 食マーケット
  • 社会生活

この6つの範囲から出題されます。
3級と2級で同じ範囲ですが、内容は違うのでご注意ください。

「生活で活かしたい」という方には、消費者目線の知識が学べる3級取得。
「資格を仕事で活かしたい」という方には3級・2級両方取得をオススメします。
消費者目線だけでなく、食を提供する側の目線の知識を得ることで、活躍の場がさらに広がりますよ。

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食生活アドバイザー3級はどんな試験?

日程 年2回(7月、11月)
受験資格 誰でも受験可能
試験会場 全国各地(全ての都道府県で開催されるわけではない)
試験開始時間 3級は10時30分~
試験時間 90分
受験料 3級5,000円、2級と併願の場合12,500円
出題形式 選択問題(マークシート方式)
合格基準 1問2点、合格点60点以上(100点満点)

マークシートは5択で、60%以上正解で合格となります。
マークシートのみで記述式などがないため、比較的挑戦しやすい試験となっています。
記述式だと、漢字が書けないといけないとか、より正確な知識が求められますが、マークシートのみなので正解が選べれば大丈夫です。

試験時間が90分なので、見直す時間を考えると、1問1分30秒で解く必要があります。焦るほどではないですが、ある程度問題文に慣れておく必要があります。
時間を計りながら過去問や模擬試験などを解いて、試験時間の90分で全問解けるようにある程度慣れておきましょう。

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3級ではどんな内容が出題されるの?

食生活アドバイザーの試験では、

  • ウェルネス上手になろう
  • もてなし上手になろう
  • 買い物上手になろう
  • 段取り上手になろう
  • 生き方上手になろう
  • やりくり上手になろう

の6つのテーマが出題されます。

詳しく見ていきましょう。

ウェルネス上手になろう

栄養、運動、休養の3つの観点から健康管理の基礎を学びます。
健康は栄養だけで成り立っていません。栄養の他にも運動と休養の3つの観点から見つめ直すことで、健康管理がきちんとできるようになります。
自分だけでなく家族の健康管理にも役立ちます。

もてなし上手になろう

食材の旬、テーブルマナー、テーブルコーディネーションなどを学びます。
大人ならテーブルマナーは必須。しっかり学ぶことで、子供にも教えることができそうです。
テーブルコーディネーションの知識を活かせば、ホームパーティーでも活躍できますね。

買い物上手になろう

食品表示や食の安全について学ぶことで賢い消費者を目指します。
スーパーなどの利用術も学べるので、普段の買い物にも役立つ知識を得ることができそうです。
普段から値段や旬ものには注意を向けているものの、新鮮な食材の見分け方まではよくわかりません。
食生活アドバイザーの知識があれば、美味しいものを上手に買うスキルが身につけらますね。

段取り上手になろう

食中毒予防やゴミ問題について学びます。家庭の食卓を中心に学ぶので、調理の際意識することがわかります。
家族の安心安全な食生活のためにも、食中毒予防は欠かせませんね。

生き方上手になろう

流通、物流など食業界について消費者視点で学びます。生活の中ではあまり意識できていない部分かもしれませんが、学ぶことで新たな発見もありそうです。

やりくり上手になろう

暮らしや経済について考えることで、日常生活をより良いものにしていきます。
インフレ、デフレなど、ニュースでよく耳にする経済用語をきちんと理解することができますよ。

このような6つの幅広いテーマを学ぶことで、食のスペシャリストを目指していきます。

他にも、社会で起きている食に関するニュースや問題などもチェックしておくと良さそうです。

また、一般社団法人FLAネットワーク協会の食生活アドバイザー検定のホームページには、模擬試験が用意されています。

一般社団法人FLAネットワーク協会食生活アドバイザー検定模擬試験

どのようなことを学ぶのか、どのような問題が出るのかなどを知りたい方は、模擬試験の問題を見てみるとわかりやすいです。
一度、実際に解いてみると、学ぶ分野の幅広さを実感でしょう。

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3級の合格率はどれくらい?

資格取得する上で気になるのが合格率です。
あまり難しすぎると、勉強が大変そうですからね。

ズバリ!
食生活アドバイザー3級の合格率は65%です。

毎回65%ということではなくて、その回ごとに合格率は変動しています。

一般社団法人FLAネットワーク協会では、過去の合格率など詳しい数値は公開されていません。

ですが、受験者の合否通知の紙にはその回の受験者数や合格者数、合格率などが記載されています。

過去の合格率を調べられる限り調べましたものがこちらです。

合格率(実受験者数、合格者数)

 

試験があった年 合格率(実受験者数、合格者数)
2015年11月 52.2%(6,848、3,574)
2016年7月 51.2%(6,828、3,498)
2016年11月 56.6%(詳細不明)
2017年7月 48.8%(6,147、2,977)
2017年11月 54.2%(5,654、3,066)
2018年7月 56.2%(6,731、3,780)
2018年11月 不明
2019年7月 60.0%(5,927、3,558)
2019年11月 51.1%(5,492、2,806)

受験する回によって難易度が多少変動しますが、だいたい50%〜60%で推移しています。
過去問をしっかりやり込んで、どんな問題にも対応できるよう理解度を深めれば焦ることなく取得できるでしょう。

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まとめ

食生活アドバイザー3級は

  • 受験資格は必要なし。誰でも受験可能。
  • 試験は5択のマークシート方式
  • 6つのテーマを幅広く学ぶので、食に関する知識が得られる
  • 合格率はだいたい65%

食生活アドバイザー3級は受験資格が特にないので誰でも受験できますし、マークシートのみなので、挑戦しやすい資格になっています。
難易度も低めなので、初めて食に関する資格に挑戦する人でも合格することができそうですね。

食生活アドバイザー3級合格目指して頑張りましょう!

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