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食生活アドバイザー資格の特徴とメリット

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食生活アドバイザーの資格の特徴とは?取得するメリットは? 2級・3級に分けて徹底解説!

食生活アドバイザー資格の特徴とメリット
  • 「毎日の食生活がズタズタで風邪をひきやすい」
  • 「欧米化の食事がすっかり気に入って気が付いたら肥満」

など食生活で困ったことはありませんか?

健康ブームでネットでも様々な情報が飛び交う中、結局どれが正しいのかわからず、途方にくれてしまいますよね。
何から手を付けていいかもよくわからない…と、食生活を見直そうとしてもできない。
家族の健康を考えると不安は募ります。

そんな暮らしをなんとかしたいという方におすすめの資格が食生活アドバイザーです。

食は、衣食住という言葉がある通り、日常生活とは切っても切り離せない重要なもの。
そんな食に関することを学べるのが食生活アドバイザーです。

今回は食生活アドバイザーの特徴、取得するメリットはあるのかなど、2級と3級に分けて徹底解説していきます。

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食生活アドバイザーの特徴は?

食生活アドバイザーは一般社団法人FLAネットワーク協会が認定する民間資格です。

受験資格は特に制限がありませんので、食に興味がある人なら誰でも受験することができますよ。

試験は年に2回。
例年7月の第2日曜日とと11月の第4日曜日に行われます。

試験会場は大都市を中心に全国各地に用意。

受験費用は税込で

  • 3級 5,000円
  • 2級 7,500円
  • 3級・2級併願 12,500円

となっています。
同じ日に別の時間で3級と2級の試験を行うため、併願の場合は1日で3級と2級の両方の試験を受けることが可能です。

試験時間は3級・2級ともに90分。
3級は10:30から、2級は13:30から試験が行われます。

3級を取得していなくても、いきなり2級を受けられますよ。

出題形式は

  • 3級:選択問題(マークシート形式)
  • 2級:選択問題(マークシート形式)と記述式問題

です。2級にのみ記述式がありますので、より正確な知識が必要になります。

また、3級の選択問題は通常の5択ですが、2級の選択問題は通常の5択に「該当なし」が加わった6択になります。

合格点は

  • 3級:100点満点中60点以上(1問2点)
  • 2級:123点満点中74点以上(選択問題1問2点、記述問題1問3点)

つまり60%以上正解すれば合格となります。

合格率は開催年によって異なりますが、3級がおよそ65%で、2級はおよそ40%です。
記述式の問題もあることから、2級の方が難易度は高くなっています。

食生活アドバイザーには以下の科目があります。これは3級と2級共通の科目です。

項目 学習内容
栄養と健康 栄養素の種類や働き、生活習慣病の原因と予防、運動や休養など、心と体の健康づくりについて
食文化と食習慣 調理のコツ、献立、行事食、テーブルマナー、料理の盛り付けなど、生活の中の食について
食品学 食品表示、生鮮食品と加工食品、アレルギー表示など、食品に関する表示について
衛生管理 食中毒の原因と予防、保存方法など、食の安全を守るための方法について
食マーケット 流通、物流システム、外食、食品販売など賢い消費者になるための知識
社会生活 ゴミや環境問題、税金、法律、経済など食に関する社会のしくみについて

このように、食に関することを広い視点から学ぶことで、食生活全般のスペシャリストを目指していきます。

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食生活アドバイザー3級と2級の違いは?

食生活アドバイザーには3級と2級があります。
1級はありません。

2つの違いは、学ぶ内容。
3級では消費者(提供される側)目線、2級ではスーパーや食品メーカーなど(提供する側)の目線から考えられたものとなっています。

例えば、3級では健康管理の基礎を学ぶのに対し、2級ではトータルで健康になるためのアドバイスする方法を学びます。

試験も、それぞれの目線にちなんだ問題がだされます。

また、他にも3級と2級の違いは試験方法、合格条件などの違いがあります。

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食生活アドバイザーを取得するメリットは?

食生活アドバイザーは国家資格ではなく、民間資格です。
独占業務もありませんので、資格を取っただけですぐ仕事につながることは少ないかもしれません。

ですが、食は日常生活でも非常に重要なもの。
食に関する知識を得ることは、生活の質を向上させることに繋がります。

食生活アドバイザー3級を取得するメリット

3級は消費者目線の問題が出題されますので、メリットも消費者の立場としてのものとなります。

  • 旬や栄養面を考えた食材選びができる
  • 食の安全を守るための対策ができる
  • 自分や家族の健康にもつながる

旬や栄養面を考えた食材選びができる

食材の旬や栄養素を知ることで、今まで何となくだった食材選びが、自分や家族のことをきちんと考えた食材選びに変わっていきます。
食材選びが変わると、日頃の食生活の質が向上するしますよ。

食の安全を守るための対策ができる

アレルギー、食中毒など、食には不安な面もありますよね。
食の安全に関する知識を身につけることでその対策が自分で判断することが可能です。
衛生管理など、日頃から気をつけるポイントもわかると安心に暮らせます。

自分や家族の健康にもつながる

栄養・運動・休養などから健康面についても学ぶので、自分や家族の健康管理ができるようになります。
知識をしっかり身につければ、健康で若々しい体づくりにも活かせてネットの情報に惑わされません。

食生活アドバイザー2級を取得するメリット

2級は食を提供する側の目線の問題が出題されることから、実際に提供する側の立場の人にメリットは十分ありますね。

  • 飲食店での衛生管理、メニュー開発の助言
  • スーパーやデパートで、お客様への商品説明や提案

飲食店での衛生管理、メニュー開発の助言

食品衛生、食中毒の予防の知識を活かした衛生管理についてのアドバイスが可能に。
また、メニューメイキングも学ぶので、メニュー開発の手助けもできます。

スーパーやデパートで、お客様への商品説明や提案

食材の旬や食品表示を学ぶことで、知識を活かした提案をお客様にできるようになります。
お客様からの食に関する質問にもスムーズに答えれるとやりがいを感じられますね。

3級は家庭や買い物など私生活で知識を活かせるでしょう。
それに対して2級は、私生活以外の仕事などで活かす機会が多くあります。

このように、3級にも2級にもメリットがあります。
両方を取得することで、消費者目線と提供する側目線から食を理解できると、より幅広く活躍できる場が増えるかもしれません。

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まとめ

  • 食生活アドバイザー資格はは食について幅広く学ぶ必要がある
  • 3級は消費者目線、2級は提供する側目線の問題が出題される
  • 取得することで、日常の食生活や仕事にも活かせる

食は日常生活と切っても切り離せないものですよね。
幅広い知識を身につけることで多くの現場で活躍するチャンスがあるかも。

資格を取ったことで急激な変化あるわけではありません。
しかし、食生活が改善されることで5年後10年後は全然違ってきます。

食の知識は一生使える知識です。
ぜひ、食生活アドバイザーの資格に挑戦してみてください。

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