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食生活アドバイザー資格の特徴とメリット

食生活アドバイザーの受験準備

食生活アドバイザー資格の難易度

食生活アドバイザー資格の勉強法

食生活アドバイザーと栄養士の違いについて徹底解説!

食生活アドバイザー資格の特徴とメリット

食に関する資格はたくさんあります。

資格は取得したいけど、多すぎてどれを選べばいいのかわからないですよね。

食の資格とは言っても、難易度、受験資格、内容は全然違うものばかりで、しっかり比較しないと違いがわかりにくいものもあります。

今回は食の資格の中でも有名な栄養士とテレビCMで聞いたことのある食生活アドバイザーを比較して、違いを徹底解説します。

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食生活アドバイザーの特徴

食生活アドバイザーは食のスペシャリストを目指します。食について幅広く学べる資格です。

一般社団法人FLAネットワーク協会が認定する民間資格で、3級と2級があります。

試験は年2回(7月、11月)。

3級と2級は同じ日に行われますが、時間が違うので、併願で両方受験することもできますよ。

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学ぶ内容

科目は3級と2級で共通ですが、3級は消費者目線、2級は食を提供する側目線の内容になっています。

栄養と健康 栄養だけでなく、運動や休息などの多方面から健康になれる知識を身につけることができます。
食文化と食習慣 旬の食材、調理、行事食など日常生活で料理をするときに活かせる内容になっています。
食品学 食品表示、食品添加物など買い物をする際の商品選びが上手になれる知識を学べます。
衛生管理 食中毒、予防、安全性など衛生面について学ぶことで、安心安全な食品の取り扱いができるようになります。
食マーケット 流通、外食、メニュー開発など、食がどのようにして消費者の元に届くのかを学びます。
社会生活 経済、環境など食を取り巻く社会について学びます。

このように学ぶ幅が広いので、食についてのさまざまな知識を身につけたい方におすすめします。

難易度

合格率は回によって多少の違いはありますが、平均すると3級が65%、2級が40%です。

3級はマークシートの選択式のみの試験なので比較的簡単です。

2級は選択式と記述式の試験ですので、難易度は高くなります。

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栄養士の特徴

栄養士は法律で定められている国家資格です。

名称独占資格なので、資格を持ってない人は栄養士を名乗ることができません。

取得するためには試験に合格する必要はありません。

厚生労働省が指定する栄養士養成施設である

  • 4年制大学
  • 3年制短期大学、3年制専門学校
  • 2年制短期大学、2年制専門学校

のいずれかを卒業すれば取得することができます。

学ぶ内容

学校に最低2年以上通うので、学ぶ内容も幅広く奥深いです。

全てを紹介するのは難しいので、その中から厳選して紹介します。

基礎栄養学 栄養の基礎を学びます。

栄養素の種類やどのような働きがあるのか、摂取したとき体内でどのように消化吸収されるかなどを学びます。

栄養指導論 栄養士として、栄養の指導をする際に必要な知識を学びます。

それぞれの人に合わせた食事や運動の方法を学ぶことで、誰に対しても栄養指導できるような知識を身につけられます。

調理学 調理方法や調理器具など、調理全般について学びます。
給食関連 給食の献立の立て方、調理の手順、衛生管理、原価計算、食品の購入方法など、実際に給食関連で働く際に必要不可欠な知識を学べます。

栄養がばっちりの献立作りができるようになりますよ。

校外実習 保健所、病院、学校など実際の現場の仕事を体験できます。

リアルな現場を見て、感じることで、より実践に近い知識を得ることができます。

食品学 食品の成分分析、その成分をできるだけ壊さずに調理や保存をする方法などを学びます。

それぞれの分野をしっかりと奥深いところまで学べます。

知識だけでなく、実際に調理したり実践の場を経験することで、より知識が身につきます。

難易度

栄養士は試験がありません。

学校を卒業すれば資格を取得できます。

学校に入学するとき、単位を取得するときなどに試験があるかもしれませんが、それは学校によって違うのではっきりとしたことは言えません。

資格自体には試験がないので、きちんと学校で学べば誰もが栄養士になれます。

取得しやすいのは食生活アドバイザー

食生活アドバイザーと栄養士を比較すると、取得しやすいのは食生活アドバイザーです。

食生活アドバイザーは受験資格が特に決められていないので、年齢、学歴、経験などは問われません。
誰でも受験できます。

試験に合格すれば資格を取得できるので、独学でも取得できます。

社会人で忙しい人でも、隙間時間を効率良く利用して勉強すれば合格できますよ。

お金がかかるのは教材費と受験料なので、費用は抑えられます。

 

それに対して、栄養士を取得するためには学校に通う必要があります。通信講座や独学で取得することはできません。

学校に通うのは最低2年かかるので、時間もお金もたくさんかかります。

社会人が取得しようと思っても、学校に通うのが難しい場合が多いです。

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就職に有利なのは栄養士

資格を取得したい理由の1つに就職に有利かどうかというものがある人もいますよね。

会社によっては資格が必要不可欠な場合もあるし、履歴書にも書く欄があるくらい資格は就職に深い関わりがあります。

なので、できるだけ就職しやすくなる資格が欲しいですよね。

 

食生活アドバイザーと栄養士を比較すると、就職しやすいのは栄養士です。

栄養士は国家資格ですし、学校に通わなければ取得できないので、ちゃんと栄養の勉強をしたという証明にもなります。

また、栄養士の資格が必須の職場もあります。その場合はライバルが少なくなるので、就職しやすくなりますよ。

さらに、栄養士の上位資格である管理栄養士になれば、もっと就職に有利になります。

栄養士は健康な人に向けた食の栄養についてを学びますが、管理栄養士は病気の人などの栄養についても学びます。

なので、栄養士が就職しやすいのが学校などの給食関連がメインなのに対して、管理栄養士は学校だけでなく病院や介護施設など就職の幅が広がります。

学校の給食関連では働きたい場合は栄養士、病院や介護施設などで働きたい場合は管理栄養士を取得するといいですよ。

 

食生活アドバイザーは民間資格なので、この資格がないとできない仕事はありません。

また、食生活アドバイザーの資格が必須の職場ももしかするとあるかもしれませんが、ほとんどないと言ってもいいでしょう。

なので就職しやすくなるとは言い切れないです。

ですが、食生活アドバイザーという名前から食についての知識や興味があることを証明できます。食に関する会社に就職したい場合は、プラスの評価をもらえる可能性は高いですよ。

それ以外にも、資格を取得するという向上心、真面目に勉強する努力家な一面など、資格を持っていることでアピールできるポイントはいくつもあります。

会社側がどのように判断するかはそれぞれ違うのではっきりとはわかりませんが、資格がマイナスの評価になることはありません。

 

また、資格手当がもらえる会社の場合、その資格を持っていると有利になることは間違いないです。

資格手当がもらえる会社は栄養士の方が多いですが、食生活アドバイザーも資格手当がもらえる場合があります。

そのような会社なら食生活アドバイザーでも就職に有利になりますね。

まとめ


食生活アドバイザーと栄養士を比較すると

  • 食生活アドバイザーは民間資格で、食について幅広く学ぶ
  • 栄養士は国家資格で、栄養や献立の立て方などを学ぶ
  • 取得しやすいのは独学でも取得できる食生活アドバイザー
  • 就職に有利になるのは栄養士

食生活アドバイザーも栄養士も食に関する資格ですが、全く違うもので、それぞれ違った良さがあります。

自分にとってどの資格が合っているのかの参考になれば嬉しいです。

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